89才おばちゃん富士，八海山、、他登頂！！

８９歳おばちゃん富士登頂に成功した梅澤濱さんて
どんな方であろうか一目会いたくて１２月１９日
新潟県南魚沼大沢に行くことにした。

谷川岳手前の上毛高原辺りは雪がちらほら降っていた。
トンネルを通り抜けたとたんに越後湯沢は一面銀世界であった。
大沢駅下車２００ｍぐらい下ると濱さんは除雪作業を
しながら玄関先で私を出迎えてくれた。

濱さん　雪降りにも拘らず、ま～ようこそ、
こんな山の中にお越し下さいました。
　 　さ～寒いでしょう、コタツにお入り下さい。

私　コタツに入れるなんて懐かしい、それに野山の
雪景色もとても素晴らしいですね。
故郷を思い出します。

[濱さん、息子さんの奥さん、１８歳違いの妹さん]

濱さん　この辺りは豪雪地帯、１晩で１ｍ位降り積もるのです，
その度に私はロープで柱と体を結び付け、汗だくだくに
なって屋根雪かきをするのです。それに道路の除雪、

良い運動になります。だからこの歳になっても病院に
お世話にもならず、薬も飲まないのですが風邪にも
インフルエンザーにもかからないのです。

でも息子から“もういい加減に屋根雪降ろしは
危ないから止して“と忠告されているのですけれどね。


妹さん　姉は兎も角何事をするにも研究熱心で、良く働く人です、
　 山間の段々畑で朝から晩まで農作業、出来る限り農薬を
　 使わず、虫も付かない野菜では安心安全な作物といえない、

如何したら虫と共存した安全な有機作物を沢山作るかと
一生懸命考えながら畑仕事をしています。
濱さん　スーパーに展示してある野菜は虫も付いていなくて綺麗

だけれど、あんなの食べている様では健康になれません。
多少は虫がついている野菜を食べないといけないと
都会にいる子供や孫に云い聞かせているのです。

私　私の母も昔から全く同じことを言っていました。
　　　兎も角イナゴもカエルもトンボも鳥も魚も死んで
　　　しまった田畑で作られた作物を食べて、人間だけが

　　　健康で生きようなんてむしのいいことはあり得ない。
　　　従って癌始めいろんな病気が増えるのです。
妹さん　病気と云えばこの頃この辺の人も何だか訳の分からない

　　　ふらふらよぼよぼしたボケ老人が増えていますね、
　　　昔は病院らしい病院もなかったけれど、近頃はあっちこっち　　　
　　　に立派な病院が出来たのですがね。

　　　頭痛い、足腰痛いとのべつ通院、薬を飲んで居るうちに、
　　　色んな病気に罹り、入退院を繰り返す様になるみたい。
　　　先日も病院、施設に見舞いに行ってきたのですが全然

　　　私の顔も忘れてしまい、何の反応もしなく、何年も何年も
　　　寝たきりみたい。私もあんな不思議な人間になったら
　　　如何しょうと思うと不安になります。

私　濱さんの様に毎日せっせと野山仕事して、無農薬野菜を
　　　食べ、病院にも罹らず,薬をやたら飲まなく、運動している
　　　方は健康で元気に長生きして、天国に旅立つときは古の葉
　　　が散るがごとく極楽大往生するようです。

濱さん　そう思ってね、血圧、血糖値も多少高めなのですが
　　そんなもんに気にせず、僅かな暇でもあれば裏山にある
　　観音様にお参り方々、石段を上り下りして手足の筋肉を

　　鍛えているのです。そうすれば多少痛い、辛い、怠いはいつの
間にか忘れてしまう。そうした日頃の日常生活，目的に向かって
　　成し遂げようとする強い意志と運動が８０才、９０才になっても

　　富士山、八海山、浅間山、 安達太良山等山々の登山を可能に
　　したのだと思います。兎も角山頂に登った時の感動は人生最高だね！！
　　まだまだあっちこっちの山に登りたいね！！生きている限りは！！

私　私の母も“多少頭痛い、足腰痛いは散歩に出かけたり、
鍬もって畑仕事をすればその内治ってしまう、
大したこともないのに病院にすぐ行く人はその内薬中毒に罹って
ボケてしまう“といつも口癖のように言っていましたね。

　妹さん　８人姉妹、姉と私では１８歳も違うけれど
　　　　姉は病院にも行かないけれど、一番元気が良い、
　　　　一番仕事して、運動をして、一日中手を休める

　　　　ことがないのです。口八丁手八丁何をやっても
　　　　かないません。そうした日常生活がボケもせず、
　　　　癌にもならず健康長寿の秘訣かも知れないですね。


私　全くその通りだと思います。医学界は癌認知症他いろんな
　 　病気が増え続けているのは長生きするようになり、
　　　６０才過ぎると５歳年齢が上がるごとに２倍増えると説明しているが
　　 医療費が増えるのに比例して癌認知症、、、等が増えているのです。

　 　従って濱さん始め薬を飲まなくて、農作業などして体を良く動かす
　 　方達の方が余り病気に罹らず、健康で元気に長生きしているのです。
　 　従って運動もせず、のべつ病院に罹って、やたら薬を飲む人に

　 　健康長寿はあり得ないのです。然らばとて薬も必要、例えば薬依存症や
　 　伝染病、手術をする場合には薬も必要。兎も角薬中毒罹らないことか？
　　一旦ヤクザの道に入り込むと手を切るのが大変、薬も一旦依存症に
　　かかると抜け出すのが大変！！　

百六歳を迎えた母

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