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見事な生き生きした極楽大往生!! 福井県長寿NO1 [花のごとく散った110年の生涯]

年末年始の頃の母は車椅子で廊下を廻り、手足を
上げ下げ、左右横にまわし、足ふみしたりして
よく運動、眼鏡もかけずに新聞、本を読みとても
元気であった。、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
おばあちゃん16,11.jpg
年末年始の頃の元気な母!!"亡くなる10日前ぐらいから食べなくなる”

4月6日実家から“おかあさんの様態がおかしい
との連絡があった”
4月8日母の入所している老人ホームに行った。

母はベットに寝ながら、目を塞いで、あいかわら
ず手足を伸ばしたり、曲げたり、運動をひっきり
なしにやっていた。母に声をかけると薄っすらと

目を開き、大きく何度も何度も頷いた。
介護士の話によると1月2月はあい変わらず
ビスケットを間食に食べ、素麺を好み、食欲もあった、

介護士、看護師、職員の顔、名前もはっきり覚えて
おり全然脳細胞が衰えず、何時ものようにとても元気
であったが3月になってからよく眠るようになった。
新聞を読む109さい2016,10月.JPG
新聞を読む母110歳になっても脳細胞が衰えず!!

食欲が多少なくなり、体力が急に落ちてきたようだ。
4月6日みぞおちの辺りをちょっと抑えるように
なって、食物を食べなくなった。

病院に連れて行ったが血圧110~115体温
36,5前後、酸素濃度95~99脈拍70
何の異常も見当たらない、精密検査は超高齢の方

だから止しましょうとのことであった。           
病院から老人ホームに帰る車中母は看護師、
ケアマネジャーに“家に帰りたい、家に帰りたい”

と何度も言った。(今までかって言ったことが
ないことであった、その時が三途の川を渡ろうと
する時ではないかと思われる)

4月10日担当医から延命治療をするか点滴でも
しますかとの相談があった。私は治療すれば仮に
後3~4年は生き永らえるかもしれませんがただ

無意識にただ寝たきりではあまりにも可愛そうです、
それに母は痛み苦しむ場合はお医者さん、薬も必要だが
そんなことがない限り、何にもしないでくれと言われて

いましたから,お断りします、点滴にして下さい。
医師 分かりました、そうしましょう。食べなくなると
そう長くはないでしょう、僅かのカロリーと殆どが水分の

点滴では普通の人はせいぜい2~3日しか持ちません、
でもおばちゃんは超人だからねもう少し永らえるかも、、
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、


12日 長女が東京から見舞いに来た、
【おばあちゃん、、、、、、】と声をかけると、
ほんの僅かにかすかに頷いた、食べ物を口に

入れようとしても首を左右に振って拒絶した。
力尽きてきたようで、足の屈伸運動をしなく
なったが亡くなる前日の13日まで手指の

屈伸運動は必死に最後々々の力を振り絞って
やった。お見事である。子供のころオリンピック
の体操選手になることが夢であった母は

“1にも2にも3にも運動をする人は強いよ”
”健康で元気に長生きしたければ陰陽のバランス
が絶妙にとれた素晴らしい自然の法則を知れ、

多少の具合の悪い時ぐらいは野草を煎じて飲め、
湿布をすればいい、自然なものは何かの目的、
使命、役割をもってこの世に存在する。

本当に必要な薬は飲まなくてはならないかも
しれないが化学変化して作られたアンバラスな
薬(異物)を出来るだけ飲むな、頼り過ぎるな、

そんなもん飲み続けていると飲む癖(依存症)になり止め
らなくなる、早いうちに止すことである,いずれボケて
気違いになり【認知症】、癌、腎臓病、アレルギー

他あつちもこっちも至る所が悪くなる,海山川の
自然な食べ物は捨てることなく丸ごと全部頂き
なさい、皮種はジュース、焼酎、酢漬け等にして

頂きなさい”が口癖であった(持論)。
14日3時45分ついに燃え尽き、永年“花が散るように
コロンと死にたい、阿弥陀様のところに行きたい”といい続け、

夢がかない、全然苦しむことなく眠るが如く、安らか
に永眠した。 見事な安楽大往生であった。自然に
この世に授かり、神仏を尊び、愛し、感謝して、

自然とともに生き、自然にこの世を去って逝った、
桜の花のごとく散った110歳4ヶ月
【福井県長寿NO1】の生涯であった。
弁天桜.jpg

16日11時 納棺
男女2人の納棺師が遺体の洗浄、消毒、防腐、、、、、、
遺体の整え、旅立ちの衣装を着せて棺に納める

作業をしているときのこと母の手足指の間接が
作業にあわせてしなやかに動き、血色は良く、
まつたく生き々した人のようだった。

納棺師はじめ親族、近所の10数人の方々皆口々に
凄い々々!!うわ~吃驚!!こんな不思議なことがあるとは!!
“それとも私は夢を見ていたのか全く信じられない”
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、


納棺師 これまで何百人と遺体ケアをしてきたが
おばあちゃんのような方は初めて!!全く驚き!!
ところで化粧をしましょうか?どうしましょうか?

みんなどなたでも化粧しますけれど、おばちゃんの
場合は病気もしていなく、苦しんだ様子もなく、
安楽大往生のようですね、こんなにこやかな表情、

皮膚も実に綺麗な方はかつて見たことがありせん、
化粧などしなく、素顔のまま何もしない方が良いと
思います。

“遺体はその人の人柄、人生の縮図、素直に表
すのではないか“
生きた遺体と言う感じで天国に旅たち!!

NPO法人詩歌句協会  理事 友利健一(同窓生)
 咲きさかる 花びらのごと 
  ひかりつつ 110歳の天寿を逝きけり
大師桜.JPG

 天も味方した?桜満開!! 花弁が散り始め、花吹雪!!
【15日雨 18日雨】16日通夜晴れ 
17日告別式中晴れ(火葬場で遺骨拾いの頃から涙雨)

綺麗な遺骨
火葬が終わり、遺骨拾い、黒ずんだところも、変色したところも
なく、光沢があり真白、骨も全く崩れたていなくシッカリした骨格、
100歳以上過ぎた遺骨とはとても思えなかった。


注 薬も必要だが、過度に医者や薬に頼り過ぎることは
如何なものか?だからと言って薬を飲むなという
のではない、緊急、薬物依存症、感染症施、手術

、、、、、、などの場合即効性のある薬が必要。
飲み過ぎないよう注意、余計な薬を飲んでいないか医者と
相談することをお勧めします。
                          
参考
中村 仁一先生著書  京都大学医学部卒 同和園所長他
 “大往生したけりゃ医療とかかわるな”
 “自然死のすすめ”

廣田祐國著書 “元気なじいちゃんばあちゃんは薬を
 飲んでいない”


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